奥多摩本流10/14釣行

SUGURU

2006年10月16日 13:31

今年の渓流釣りも最終章に入り、諸々思い返すこともあ
り反省も多々あるわけです。

とりあえず、奥多摩本流の古里に出かけました。
支流は禁漁となり、本流でもヤマメはダメでニジマスと
雑魚のみが許されているわけです。
各方面の情報を分析しますと先週は本流でニジマスが良
く釣れているとのことでした。川井、沢井、御岳あたり
で好調だったとのこと。ダムの放流で増水したことが要
因ということです。
逆に今週は水量が減っているので釣れないのではないか
という予想も立っていました。

まあ、そんな情報にもめげず、またニジマスがさほど残
っていないだろう古里へあえて出かけてみました。

いつもの時間と変わらないにもかかわらず、辺りは暗く
かなり日の出が遅くなっているようです。それにメガネ
のレンズや指先に細かな水滴が当たるのですが、朝靄な
のか霧なのか朝露なのか検討もつきません。
寸庭橋から下を覗き込みますと両岸の枯れ草が流れに沿
って倒れ込んでいます。それもかなり高い所まで。
先週の増水が相当多かったことを物語っています。



2006年10月14日 寸庭橋から上流を眺める

身支度のため一旦河原に下ります。準備を始めていると
白々と明けてきて周囲の状況がわかってきます。今まで
気づいてなかったのですが、そこそこの量の雨が降って
いることがわかりました。多分、この奥多摩だけの局地
的な雨なのかも知れません。見上げますと雲がかなり早
く流れているので、その内に止むだろうと思いました。

まず、橋の下の淵に目がけて投入します。すぐにコツコ
ツします。ちびヤマメです。すぐさま竿を上げますと小
さな魚がポトリと川面に落ちます。多分流れの遅い所と
浅い瀬にはちびヤマメが溜まっているようです。針を大
きめサイズに取替て下流の水深のある急瀬に移動します。

なるべく岩や大石の底を狙って流してみますが、小さな
ヤマメとわかるアタリばかりで、ニジマス特有のガンー
ンという引きはありません。


奥多摩はまだ紅葉には早いですね部分的に赤味がある程度

もう少し下流へ行ってみようと思いましたが、雨が止み
そうもなく、夏とは違ってこの季節の雨は身体にじわじ
わと効いて来るのです。
それに、悩んでいた腰痛が先の尾瀬至仏山トレッキング
を境に消えて(今のところ)しまつたのですが、新たに五
十肩らしく左手に痛みや痺れが出ています。

そういうことで、御岳へ移動しようかとも思いましたが
今回は早々に帰宅することにしました。



越沢出合 本年見納めということで記念に

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