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2010年08月09日

日原川8/7釣行

日原川のホームエリアに釣行しました。
連日の猛暑とあって陽射しが気になります。日原街道は晴天で暑くなり
そうです、いつものポイントに入渓すると、運良く川筋が日陰になってい
ます。陽の位置で変化するでしょうから今がチャンスだと思いました。


日原川8/7釣行
2010年8月7日 日原川の小ヤマメ 小さくてもヤマメはヤマメ


どちらかと言えば遅番の釣行ですが、夏休み期間中にもかかわらず
他に釣師の姿も無く、谷風も涼しくのんびりした釣りになりそうです。いつ
もの大石に荷物を置き身支度します。

とりあえず定番になっているポイントを狙います。7月の釣行時に比べ
水量はかなり減っていて、逆に少ないのではと思うほどです。何回か
探りますが、好みのポイントではアタリません。振り込む時に魚影をは
っきり見たのですが反応はありませんでした。

少し上流へ、大石の下を狙います。石の先から流してぶっつけあたり、
沈み込んだ時にツーという引きを感じました。竿を立て荒瀬へ逃げ込ま
ないようコントロールします。
寄せますと20センチほどのニジマスでした。川の活性は悪くないように
思います。

とりあえず、釣り下がって定番のポイントを探ってみることにしました。と
ころが反応は無く、間違いないはずの釣果の安定しているポイントさえ
ウンともスンともありません。それで、入渓点まで戻り今度は上流を遡行
することにしました。

壊れた堰堤下、直下の白泡からのキレで、緩やかに巻いている流れに
投餌します。目印が大きく渦巻き白泡へ合流する直前でビビッという強
烈な引きがありました。喰いついた獲物が白泡の下に潜り込んだらしく、
堰堤から落下する水圧もあって竿がグゥワングゥワンに上下します。足
元が砂地とあって、引かれるままにしていると釜の底に引きずりこまれ
そうです。竿の角度を固定したままカニ歩きして、寄せやすい場所を見
つけます。徐々に竿を立てタモを伸ばします。入ったのは26センチ以上
はあるニジマスでした。

なかなかの手ごたえで、半ば今日は満足と思ってしまいます。そのまま
堰堤越えして上流へ、釣り上がります。けれど、谷間が開けてギンギラ
に水面が輝いていて、今ひとつ喰いがありそうに思えません。その先が
通らずで引き返します。先ほどの堰堤の上、対岸が日陰になっていて、
ちょうど瀬脇まで影が伸びている、その辺りに投餌してみます。

仕掛けが沈み込むと同時に流れに乗り、駆け上がりから肩にかかけて
スーツと流れるはずの所で、ツンツンと下向きのアタリが伝わります。
ポイントとしてはヤマメの捕食スペースなのですが、ヤマメはそんな喰
い方はしません。この強引さはイワナかニジマスですが、イワナはこん
な照り返しのある浅い瀬にはいないと思うわけで、それはやっぱりニジ
マスなのです。

流心の下が深く掘られているらしく、そこに逃げ込んでしまったのか、難
儀しながら寄せました。24センチくらいのニジマスでした。


日原川8/7釣行 日原川8/7釣行 日原川8/7釣行
[左]大石の下で掛かったニジマス
[中]堰堤下の巻きで掛かったニジマス
[右]堰堤の上流、対岸の日陰の落込みで掛かったニジマス






そのまま下って、入渓点に戻りますと既に陽が当たっています。川面も
3分の2がギンギラ状態。それで3分の1の日陰側を釣り下ることにしま
した。今回の水量ならかなり下流まで歩けるのではないかと思いました。


なるべく日陰やボサを狙って竿を振ります。日が昇ったこの時間でも
日陰ということは一日ほとんど陽が当たらないわけで、つまり樹木が
陽を求めて川に張り出しているということになります。なので竿振り
が難しい。

何投目か、流心の脇でツツーッという軽いアタリがありました。竿先を
持ち上げると引きがあります。小さいようですが抵抗は激しい。横手で
竿を引き上げ寄せますと小ヤマメでした。15センチ少々。今年もので
しょう。来年のシーズン解禁の時にはまた良型で会いたいものです。


さらに釣り下ります。竿を縮めたり伸ばしたりして障害物を乗り越え下
ります。途中で「沢登り」をするらしいグループが装備中で、日原川の
枝沢を登るのだと思います。何かと今話題の「沢登り」ですから、他人
事ですが心配します。


このエリアには登れる沢はひとつくらいしかありませんが、雨季が始ま
りますとあっちこっちの岸壁から地下水が溢れ出し細い小滝を作りま
す。その小滝の前に立ちますと自然のミスト、涼風が火照った身体を
被い、その場を動きたくなくなるくらいの癒しスポットになります。

行く手を巨岩が塞ぎ、渡川して対岸へ、また通らずで川を渡りを繰り
返し釣り下がります。この辺りから谷の向きが変わるので日向と日陰
が逆転します。

大きな釜(淵)のある落込みに着きます。半分が日陰、半分が日向で
す。日陰側の落込みの白泡の脇を狙って投餌します。比較的緩やか
な流れなので、目印はのんびり流れに沿って駆け上がっていく様相
でした。ところが、小さく渦を巻くとピクピクと引きます。そっと竿を挙
げますとギューっと引き返します。
大きいと思いました。落込みの岩下なのでイワナかなとも思ったわけ
ですが、タモに入ったのは23センチくらいのニジマスでした。


どうやら本日はニジマスデーのようです。水量が減って水深が浅くな
り、陽の強い猛暑では、冷水魚のヤマメやイワナは顔を見せないか
もしれません。


日原川8/7釣行 日原川8/7釣行 日原川8/7釣行
[左]小ヤマメが掛かった木陰、ボサ下
[中]大きな釜のある落込みで掛かったニジマス
[右]日原川を釣り下がりますと名も無い小滝が崖から幾筋も落ちています


さらに下って、上に樹木、枝葉が重なりトンネル状態で、左右に大岩
のあるちょうど額縁の中に竿を伸ばす感じのポイントがありました。
日陰で流れも穏やかで、絶好と思いました。ただ、仕掛けを引っ掛け
るリスクが大です。時間的にそろそろ終わりの頃なので、ここはまあ
仕掛けを壊してもいいっかと、置くように投餌します。
あっ、流心に乗ってしまいました。それで目印が直ぐに岩に隠れ視界
から消えました。やり直しと思い竿を引いた時でした、引き上げた仕
掛けをするーっと引っ張り、次にグーッと引きます。強い引きです。
引きは竿の左直角方向です。とりあえず右に竿を引くしかありません
が、右にも岩があって引ききれません。左にも岩があり、上には樹木
で竿が立てられません。とにかく竿を直角に維持するだけで精一杯
です。
その時、バシャンという水音が岩の裏から聞こえます。バシャンだっ
て、相当大きいと思いました。

これは冷静にならないといけないと思い、次の一手をと思った矢先
に、ピンと音をたててラインが切れました。

仕掛けを見ると、オモリから下が切れてありませんでした。多分岩に
擦れて切れたのだと思います。
まあ冷静に考えても、あの場所では寄せる方法は無いと思われます。
ラインが切れなくても、自ら切ることになったのではと。
まあ、釣り損ねた楽しさを味わった次第です。


上流の方を振り返りますと稲村岩の裏側が見えています。東日原の
集落下まで釣り下がったようです。
今日は何やら時を忘れて、長い距離を釣り歩いたようです。あまり疲
労を感じないのは谷間が涼しいからなのでしょう。
ニジマスばかりでしたが、そこそこ満足な気持ちで納竿としました。


日原川8/7釣行 日原川8/7釣行
おにぎり頭のような稲村岩(左の写真)を通り過ぎて入渓します。
今回は稲村岩の裏側・側面?(右の写真)が見えるあたりまで釣り下りました。
※左の写真は昨年7月撮影の画像です



teんカラ さんコメントありがとうございます。
お久しぶりですね。
イワナが大漁だったようですね。
昨今、イワナは釣れるのですが、良型ピンシャンヤマメにはとんとお目
にかかってません。
渓流シーズンも後半ですね。これぞヤマメという1匹を釣りたいものです。

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この記事へのコメント
お久しぶりです。
昨日、私も行ってきました。
奥多摩のとある沢で天然岩魚が30~40匹尺岩魚2本
私はリリースした魚に三回遊んでもらったことがあります。
一度目は、24センチ。二度目は、27センチ。三度目には29センチになっていました。独特の傷跡と、釣った場所が水溜りのような場所だったので、見分けることは容易でした。
リリースすれば、いつかまた遊んでくれるかもしれないですよね。来年、またあのヤマメに出会えるかもしれませんね!
Posted by teんカラ at 2010年08月09日 22:56
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