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2010年03月25日

越沢川・入川3/22釣行

久々に奥多摩の古里(こり)へ行ってきました。2年前だったか豪雨で渓
相が変わってしまってから久々の釣行になります。
前日21日に大丹波川や越沢、入川が解禁日だったので、放流魚がま
だ残っているだろうと安易なスケベ心から出かけてみました。

尚、今回はこれといった山場も無く読んでも面白くないです。


午前6時前に寸庭橋に着いて、本流の川原に下りて身支度します。ふと
見上げると釣師が橋を渡っています。その後姿は見えなくなりましたが、
川原に下りた様子が無いので越沢へ向かったのではないかと思いまし
た。やはり解禁直後で放流魚目当てなのでしょう。釣師が何人も遡行
できるような川では無いですから、先客がいるとなると心が騒ぎます。

急いで支度して、後を追うように山道を歩きます。いつもの入渓点を下り
ようとすると、案の定あの釣師が竿を出しています。ダブルわけにもいか
ず上流へ歩きます。ところが先にも二人ほど釣師の姿が見えます。放流
の翌日はさすがにスケベが多いようです。こんな小さな川に見回しただ
けで4人もいるわけで、それでもう止めようかと思いましたが、まあせっか
くなので迷惑にならない距離間を置いて竿を出すことにしました。

小さい落ち込みの脇から流し、石下のエグレのあたりでアタリがありまし
た。1投目から運が良いようです。引きは強くはなく水深が浅いこともあっ
て容易にタモに寄って来ました。一瞬ヤマメかなと思いましたが、16セ
ンチくらいでしょうか、禁断サイズの小さなニジマスでした。放流魚とい
うことでしょう。

下手側から釣り上がって来るし、先の二人は動かないのでここは後か
ら来た者が抜けることにしました。一旦山道に上がり本流との出合い
まで下流へ戻ります。また新しい釣師が入渓していて、さらに下ること
にして、滝の手前で川筋に降りてナメに転がる大石の隙間を探ります。
二つ目の落ち込みで白泡へ投餌しますと直ぐに穂先が重くなりました。
枯れ枝でも掛けてしまったのかと竿を上げますとツツッと引きが返しま
す。

今度こそヤマメかと期待しながら竿を立ててみましたが、期待むなしく
先ほどと同じくらいの小ニジマスでした。ヤマメは居ないのか釣られて
しまったか、小さなニジマスばかりでは虐待のようで忍びないので、本
流へ戻ることにしました。

越沢川・入川3/22釣行
2010年3月22日 小ニジマスが釣れたポイント
※ニジマスが未成年のため写真はお見せできません。





たまには本流で釣ってみようかと寸庭橋の下あたりから釣り下ってみ
ましたが、反応は全くありません。二人ほど釣師と交差しただけで本流
は寂しいものです。その1人が「下流部(御岳より下流)の方が釣れるよ
うだが人が多くて釣りにならない」と言ってました。ネットの情報なんか
見てますと入漁券を買うこと自体バカバカしいほど本流は釣れないと
いう意見も多数あり、放流日の一時限りで、それも回数が少なくなって
いるし、ほんとに奥の方まで探しに入らないと魚影も見えない状況とい
えます。それに気のせいか収益の良い鮎に力を入れているようにも見
えてしかたありません。
手近な渓流で釣果が出ないと結局支流の上の上へと釣師が入ること
になり、源流が荒れて固体保存が望めなくなります。地方と違って一つ
の川に対してとてつもない釣り人が集中するわけですから、薄く広く恩
恵が受けられるようにしていただきたいと思うのです。釣りは年金受給
者の道楽のためにあるわけではないのですから。


入川の出合いまで下って、入川に進んで竿を出します。小さな落ち込
みに仕掛けを落としますと穂先がチョンチョンと縦振れしました。竿を
横に掃う感じで合わせます。数日前の強風のためか折れ枝がこの出
合い付近に溜まっていて、寄せの誘導が難しい。水面から顔が出たと
ころで一度に抜きます。やっぱりサイズの小さいニジマスでした。

やっぱりヤマメは居ないのか、諦めがちで竿を一旦仕舞い、寸庭橋
まで戻り谷を上がって、入川へ行くことにしました。奥多摩街道を横
切って再び入川沿いを歩きます。やはりそれらしい車が何台か停ま
っています。ここも何人もが遡行できるような川ではありません。いっ
そ帰ろうかとも思いましたが、やっと陽も上がったところですから、ま
あ様子見だけでもといつもの入渓点から降りてみました。

堰堤に1人、下流に1人と見える範囲に釣師がいます。このエリアは
川床が浅いのでポイントも限られます。とりあえず、下の1人が下る
のを追って釣り下がることにしました。昨日の解禁日から何十人とい
う釣師が洗面器のような小さな落込みに針を落としているわけです
から、冷静に考えれば魚がいるわけない。それでもひょっとして、もし
かしてとアタリを待ちます。

ゆっくり釣り歩いて次の堰堤が見えたあたりで、数人が固まって竿を
出しています。先はダメかこれで戻ろうと、最後の落込みで一投しま
すと按配良くラインが二つ三つ並んだ底石の隙間に流れ込みます。
ゆらゆらしていたラインが止まった瞬間にヒピッというアタリが手元に
きます。

良い手ごたえです。こんな所に隠れていたのかと竿を立てますが、堰
堤の手前とあって流れ溜まった枯れ枝や流木で寄せにくくなっていま
す。それで流れに立ちこんで正面から真っ直ぐに引き寄せます。力を
抜くと枝の下に逃げ込まれそうになるので穂先をコントロールしながら
冷や冷やもんで差し出したタモに入れました。20センチくらいのニジマ
スでした。
やっと釣りらしい気分にはなった所でUターンします。

越沢川・入川3/22釣行
なんとか20センチ越えのニジマスを釣り上げました


途中、老釣師と交差します。老人の持っていた魚篭を除くと小ニジマ
スの他にヤマメが入っていました。声をかけると「釣れないね」と返し
ます。気になったのが釣り方で、私と同じで仕掛けを流す釣法です。
それで、勉強のためにその老人の後を見学しながら釣り歩こうと思
いました。私のような、さほどオモリを重くせず流してポイントへ持っ
ていくというやり方をなかなか他の釣師で見かけないので、いつも自
学自習、自問自答していて、良いチャンスです。

なるほど落とし位置、流すコースと嬉しくなるくらい私のイメージと一緒
です。おお、あれで良いんだとにんまりしながら後追いしました。けれど、
どうもあっちこっちに仕掛けを引っ掛けて、手直ししている時間が長く、
じれったくもあり、やっぱり戻ることにしました。


入渓点に上がる手前で、また釣師と出会い、どうですかと尋ねられ、
ニジマスばかりだという話をすると、どうやら昨日の解禁の時にも来
ていたらしく、昨日は水が濁って、放流日のわりに釣れなかったと言
ってました。
この入川は、もう少し上流に採石場があって、時々鈍いバンという発
破の爆発音が聞こえたりするのですが、そこから土砂が流れたらしく、
そういえば川床がコンクリートのような白い泥で覆われていたことに
気づきました。


いずれにせよ、この時期は解禁という言葉に誘われて期待ばっかり
するのですが、なかなか難しい時期でもあります。
昼までには帰宅できるなと時計を見つつ退散することにしました。


フェンウィック さんコメントありがとうございます。
おっしゃる通り、自然に囲まれて自然に同化して竿を振るのが渓流釣り
の理想ですね。
解禁ムードが落ち着いて、渓流に静けさが戻るまで、私も仕事に専念し
ようかと思います。


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この記事へのコメント
 卓さん こんばんは

 釣り人が多い渓流釣りでは、渓魚との出会いは難しいですね。放流魚を狙うのも、本来の 『 渓流釣り 』 とは趣を異にしてしまいますね。

 誰もいない渓で思う存分魚と戯れるのは、渓流釣り師だったら誰もが夢みることです。

 何時かそんな幸運に恵まれることを期待して、これからも渓流に通いたいですね。

 私の方は、今の仕事を終えるまでは、残念ですが当分釣りはお預けです…。
Posted by フェンウィック at 2010年03月25日 20:01
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