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2006年10月02日

日原川9/30釣行

9月30日奥多摩支流は当日を最後に来年まで禁漁になり
ます。私は最終釣行をもちろん日原川に選びました。
そして、支流での最後の釣行に相応しいドラマチック(古っ!)
な一日になったのです。


日原川9/30釣行
2006年9月30日 禁漁直前20cm越えのイワナで新記録


日原川は最終日なので、たくさん釣師が来ているのかと
思いきや予想ほどの盛り上がりはなく静かな釣行でした。

まず、小川谷橋まで歩きます。早朝の林道には食べかけ
の栗の実や糞やら散らかっています。夜行性の動物の食
事の後なのでしょう。先日の熊騒動もあってちょつと緊
張します。
時々このブログでコメントを頂いているSekiさんから教
わった小川谷との出合への入渓点を探します。相変わら
ずの急傾斜ですが解りやすい踏み跡があって川面には簡
単に下りられました。
少し下ってから出合へ遡行しようと思いました。


日原川9/30釣行
日原川と小川谷出合のちょっと下流


落ち込みが幾つもあり、それでいて落ち込みと次の落ち込
みまでの瀬が長く平らなので仕掛けが流しやすい良いポイ
ントです。
しかし、反応はぜんぜんありません。支流は最後なのでど
うしても結果を出したいという焦りがあります。
そうすると、どうしても遡行が早くなります。ずいぶん下
から始めたのに入渓ポイントにもう戻ってきてしまってい
ます。そこに一人釣師が入渓してきました。私をチラッと
見て上流に上がっていきます。
接近するのも何だからと思い少し粘ることにしました。

少し経って、先ほどの釣師が釣り下って来ます。私もやは
りアタリらしいものも無かったので上流へ上がることにし
ました。すれ違いする時、挨拶し釣れましたかと声をかけ
て来ましたので、さつぱりと答えますと、さっきその先で
大きなヤマメをバラしてしまったと残念そうに言ってます。
やはり居るのだなと思いを新たに遡行を続けます。しかし、
バラしたというポイントでも私にはまったくアタリがあり
ません。
確かに良いポイントなのですが今日はいけません。来年に
は一番に来てもう一度チャレンジしようと思い、断念して
いつものマイポイントへ移動することにしました。

ポイントへの登山道を歩いていますと二人組みの釣師と行
き合いました。もう上がりですかと声をかけるとハイと言
い行ってらっしゃいと明るく答えてくれました。時刻はま
だ8時です。他の谷へ移るのかなと思いました。

マイポイントは前回ほど水量は多くはありませんでしたが
よくよく見ると昨年とは流れが違うことがきっきりわかり
ます。流れの力で底石や岩が移動したりえぐれたりしてい
るのでしょう。
とりあえず、先回ヤマメを釣ったポイントを攻めてみます。
増水時にちびヤマメが避難していた岩の下もまったく反応
がなく、小さな沢との合流ポイントもアタリがありません。
支流最終日だというのにボウスで終わるのかといやな考え
が頭を駆けめぐります。

そんな時に、カツンカツンとはっきり2回ほどアタリが来
ました。ところが、いろんな妄想で頭が一杯になっており
タイミングを失ってしまい合わしきれず掛かりませんでし
た。引き揚げると餌をしっかり食い取られています。邪念
のせいです。
その後、同じように流してももうアタリは来ませんでした。

竿を置いて、岩の上に腰掛けチョコレートを囓ります。
少し落ち着いたところで、まあ執念深くなっても時の運で
決まるわけですから、最後の支流を楽しもうと「不漁釣楽」
を思い出します。

それで、タカノス沢の出合から少し釣り上がってみようか
と思い立ちました。
そしてサプライズが始まったのです
まず出合すぐ上の小滝の落ち込みに餌を落とします。
秋とはいえまだまだ枝葉が覆い茂っているので、短い
竿でも振れませんから落とすという感じです。
渦に沿って目印が回りピタっと止まり不自然に淵に寄
ります。静かに竿の先を上げますと掛かっています。
小さなイワナです。
ちびイワナは居れば必ず食い付きます。怖いもの知ら
ずです。
これは釣れると思いましたし、小さくてもイワナ一匹
でボウスは免れました。

少しずつ遡行しながら小さな壺ばかりを狙います。1
個の壺に1匹は居るのではないかと思うほどサイズは
12cm前後と小さいですがイワナが数上がります。タ
カノス沢は沢登りの方も多い所で、釣師には滑落事故
もある危険な沢です。適当な所で戻ります。
戻りながら同じように落ち込みの小さな滝壺を狙いま
すと、15cmくらいのイワナも混じって釣れるように
なりました。


日原川9/30釣行 日原川9/30釣行 日原川9/30釣行
[左]タカノス沢の小さな落ち込みを狙います
[中]最初に掛かったちびイワナ
[右]餌を落とすと即食らいつく


タカノス沢出合に戻り、時間を見ますとお昼になって
いました。今日はいつもより遅くまで釣りを楽しむ予
定だったので、もう一度マイポイントへ戻りました。

午前中に狙ったポイントは無理と思い、少し上流の
水深のある平瀬に、オモリを軽くして底狙いではなく
自然に餌が流れるようにして投入みました。
するといきなり目印が上下に振るえ、対岸へ逃げ込も
うとします。ニジマスだと思いました。
獲物のサイズが小さくてずっと使っていなかったタモ
網を腰から抜きます。ただ、ニジマスのズシっとした
重さが無く軽く感じたので小さいのかなと思いました。

獲物の顔が水面から出たときもニジマスだと思ってい
たのですが、網ですくってみるとイワナなのです。
デカイと思いました。
多分、恥ずかしながら釣りを始めて一番大きなサイズ
のイワナです。20cmは越えていて、ひょっとすると
24cmくらいはあったかもしれません。このときくら
いメジャーを持って来れば良かったと後悔したことは
ありませんでした。
日頃はあまりサイズには拘らない釣りをしているので。

これは神様の贈り物だと思いました。
記念の写真を撮って大事にリリースして、最後の支流
での釣行をお終いにしました。ほんとうに気分の良い
1日になりました。


日原川9/30釣行 日原川9/30釣行 日原川9/30釣行
[左]記念のイワナが釣れたポイント
[中]網に入るまでニジマスだと思っていました
[右]タカノス沢出合で掛かった今回姿が一番きれいなイワナ


Sekiさんコメントありがとうございます

小川谷の奥へ行っていたのですね。
来年は私もカロー谷ぐらいまでは釣行したいもので
す。
支流での釣りは終わりですが、いろいろ課題を残し
ました。来年がまた楽しみです。

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この記事へのコメント
実は自分も日原へ行きました、早朝暗いうちから、登山道を歩いて奥へ入り
カモシカや狸に出会ったりで、山は歩くと楽しい、釣りの方はイワナが入れ食いで、大物は出ませんでしたが、良い釣が出来ました

先行者が居る場合は濁りのある渓流、たとえば丹波や一之瀬、日原川などはある程度釣れるようです、濁りの無い小川谷の最上流や酉谷などは先行者が居ると釣果は期待できない様です

それにしても会心の1尾ですね、更に大事にリリースされて、とてもすばらしい釣です
きっとまた神様のご褒美があると思います
Posted by seki at 2006年10月02日 21:22
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